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※以下、記事本文です
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※過去の記事を加筆修正して再アップしています。
その他のお酒は全体的に、香りや味わいがスティルワインと比べて強く、特徴がはっきりしていますよね。
色、香り、甘辛、アルコール度数の知識があれば、ある程度は消去法で絞れることも多いですし、ものによっては飲んだ経験が一度でもあれば即座にわかることもありますので、単純に「知っているか否か」が大きいです。
そして、感覚の部分で解答に個人差のあるスティルワインのテイスティングと比べると、その他のお酒は「誰が教えても、誰が解答を作っても、必ず答えは一つ」のため、座学の選択問題に近い分野だと私は感じています。やれば得点できるし、やらなければ全くわからない、二極化の分野なのですよね。
スティルワインだけでも大変で手一杯、という方もいらっしゃるかもしれませんが、やればダイレクトに得点源にしやすい分野ですから、後回しはもったいないと思います。
もちろん得点源としてだけでなく、その他のお酒も広く知っておくと世界も広がりますので、ぜひよかったら得意にしてほしいです!
2005年から2026年の出題回数統計
| 順位 | 回数 | お酒 |
| 1 | 6 | カルヴァドス |
| 2 | 5 | ヴェルモット(ドライ/スイート/指定なし)、ポートワイン(ホワイト/トウニー/指定なし)、ウイスキー(スコッチ/バーボン/シングルモルト/指定なし) |
| 3 | 4 | ジン、マデイラ、ラム(ジャマイカ/ダーク/指定なし)、コニャック |
| 4 | 3 | アルマニャック、泡盛 |
| 5 | 2 | ウオッカ、テキーラ、オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ |
| 6 | 1 | ベネディクティンD.O.M、オー・ド・ヴィー・ド・ポワール、サンブーカ、ドランブイ、ガリアーノ、チェリー・ヒーリング、シェリー、ホワイト・キュラソー(コアントロー)、ピスコ、イエガー・マイスター、麦焼酎(壱岐焼酎)紹興酒、梅酒、ガリアーノ |
※通常呼称のみのカウント。同一年に別呼称で同一銘柄の場合は1としています。
近年の選択肢
近年の選択肢、ご要望いただき作りました。
選択肢によっても、難易度が大きく異なりますものね。明らかに色が異なって外観で即座に消せるような選択肢があるのか、全部同じ色なのか等、気になる方は多いようです。
選択肢に関する公式の発表はなく、あくまで私の伝聞によるメモですので、間違いがあるかもしれません。正確性の保証はできません。
直近数年分です。ご参考になれば幸いです。
2025年
ソムリエ①
正解:ガリアーノ
他の選択肢:スーズ、シャルトリューズ・ジョーヌ、リモンチェッロ
ソムリエ②
正解:コニャック
他の選択肢:アルマニャック、カルヴァドス、スコッチウイスキー
ワインエキスパート
正解:スコッチウイスキー
他の選択肢:コニャック、アルマニャック、マルティニック・ラム
正解以外の選択肢も全て、ソムリエ①は黄色のリキュールづくし、ソムリエ②とワインエキスパートは琥珀色の蒸留酒づくしで、カテゴリが同系統で外観の色も似ているため、きっちり対策をして整理しながら比較試飲している人とそうでない人で差がついたのではないでしょうか。
ソムリエ②は、おそらく2009年ワインエキスパート試験以来の、「コニャックとアルマニャックが同時に選択肢に並んで当てる」というハードな出題でしたし、難しい年だったのではないかと思います。
2024年
ソムリエ①
正解:泡盛
他の選択肢:グラッパ、テキーラ、ブランシュ・アルマニャック
ソムリエ②
正解:トウニー・ポート
他の選択肢:マデイラ、マルサーラ、紹興酒
ワインエキスパート
正解:バーボン
他の選択肢:ラム、アルマニャック、マール・ド・ブルゴーニュ
泡盛は、「米の香りがして、他と比べて度数が低かったのでわかりやすかった!」という方もいらっしゃる一方で、銘柄によってはグラッパやテキーラにも少し香りが似ているように感じられる時があるなぁと私も思いますので、ほかが同じ焼酎ではない選択肢としては、程よく迷うものだったのではないかと思います。
バーボンも上記と似ているかもしれません。「甘ーい木樽の香りでわかりやすかった!」という方もいらっしゃる一方で、ラムやアルマニャックなども甘やかさはあるので、並べて比べればわかるけど1つだけ出てくると迷う、という方は結構いらっしゃいますよね。全部琥珀色の蒸留酒の選択肢としては、程よく迷うものだったのではないかと思います。
トウニー・ポートなどの酒精強化ワイン紹興酒は、銘柄によって結構差があるため自分が現物を飲んでいないとなんとも言えないですね…。赤みを帯びていればトウニー・ポートの可能性が高いかもしれませんが、マデイラもマルサーラも黒ブドウを使うことはあるので、迷った方もいらっしゃるのかなと思います。
2023年
ソムリエ①
正解:ドライベルモット
他の選択肢:サザンカンフォート、ホワイトポート、ピノーデシャラント
ソムリエ②
正解:スコッチウイスキー
他の選択肢:ダークラム、カルヴァドス、コニャック
ワインエキスパート
正解:ジン
他の選択肢:テキーラ、グラッパ、アクアヴィット
ソムリエの1つめは透明に近いような淡い色だったようです。他の選択肢3つは濃いめの黄色〜淡い琥珀色であることが多いと思いますので、もう外観の時点でドライベルモットの可能性が濃厚ですね。薬草の香りがするのもドライベルモットだけなので、
スコッチウイスキーとジンは、他の選択肢で同じ色があるので外観だけで特定は不可能に近いでしょう。スコッチウイスキーは、他の琥珀色のお酒と迷ったというお声も少しありましたし、特徴的なのですぐにわかったという方もいらっしゃいました。これは訓練なのかもしれません。ジンは、いかにもジン!という香りだったというお声を多数いただいています。
2022年
ソムリエ①
正解:ピスコ
他の選択肢:テキーラ、オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ、マール・ド・ゲヴュルツトラミネール
ソムリエ②
正解:イエガーマイスター
他の選択肢:チナール、ベネディクティン、ドランブイ
ワインエキスパート
正解:オー・ド・ヴィー・ド・キルシュ
他の選択肢:テキーラ、ピスコ、マール・ド・ゲヴュルツトラミネール
選択肢は全て、正解と同じ色ですね・・・。ピスコやマール・ド・ゲヴュルツトラミネールは飲んだことのない受験生が多いのではと思いますし、イエガーマイスターも含めて通常呼称で初登場ですし、選択肢のマール・ド・ゲヴュルツトラミネールはマールだけど透明ですし、ピスコも銘柄によってはわりと華やかなので迷いそうですし、難しかったんじゃないかと個人的に思います。
2021年
ソムリエ①
正解:ラム
他の選択肢:コニャック、カルヴァドス、マール
ソムリエ②
正解:ホワイト・ヴェルモット
他の選択肢:ピノー・デ・シャラント、サンブーカ、ホワイト・ポート
ワインエキスパート
正解:テキーラ
他の選択肢:ウォッカ、ホワイトラム、泡盛
選択肢は、だいたい正解と似たような色ですね。ピノー・デ・シャラントやホワイト・ポートは銘柄によって差があるのと、色が濃いものは結構濃いので、ちょっとわかりませんが。
2020年
ソムリエ①
正解:ホワイト・ポート
他の選択肢:ピノー・デ・シャラント、サザン・カンフォート、ノイリー・プラット
ソムリエ②
正解:ウォッカ
他の選択肢:ジン、ラム、テキーラ
ワインエキスパート
正解:ラム
他の選択肢:テキーラ、スコッチ、マール
具体的な銘柄が公表されないのでわかりませんが、この年のソムリエのウォッカは、たとえばズブロッカのバイソングラス等の、フレーヴァード・ウォッカだった可能性があります。
2019年
ソムリエ①
正解:梅酒
他の選択肢:マラスキーノ、サザン・カンフォート、アマレット
ソムリエ②
正解:ジン
他の選択肢:ウォッカ、ホワイトラム、テキーラ
ワインエキスパート
正解:紹興酒
他の選択肢:シェリー、マデイラ、ポート
初めて紹興酒が出て、シェリーと迷ったと言う方が多かったです。比べていればわかるのですが、馴染みがないと難しいですよね。
2018年
ソムリエ①
正解:マデイラ
他の選択肢:トウニー・ポート、マルサラ、紹興酒
ソムリエ②
正解:カルヴァドス
他の選択肢:コニャック、シングルモルト(スコッチ)ウイスキー、ラム
ワインエキスパート
正解:ベネディクティンD.O.M.
他の選択肢:ドランブイ、アマーロ、チナール
参考記事
▼琥珀色の主なリキュール色比較
https://tomiwine.com/exceptstillwine-2
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<ソムリエ・ワインエキスパート関係のおすすめ>
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▼合格体験記
https://tomiwine.com/voice
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お読みくださって、どうもありがとうございました。
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みなさまとお会いできますこと、心から楽しみにしています(^^)