【2020年】アメリン&ウィンクラー博士による気候区分を覚えよう!|ソムリエ・ワインエキスパート試験

※2021年度教本で削除されているので最新の受験生の方は覚えなくていい内容です。受講生の替え歌などあるので記念に残しています。

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※もし誤植疑いなどありましたらご指摘くださるとありがたいです。こちらの都合で恐縮ですが、ご指摘くださる際は、「問題整理番号」があるものはぜひご活用くださると嬉しいです。誤植のご指摘はこちらへお願いします!

参考資料&該当範囲

2020年度日本ソムリエ協会教本:P10

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気候区分ってそもそも何?

長いブドウ栽培の歴史のあるヨーロッパのワイン伝統国と違って、後から始まったアメリカは「何をどこに植えたら成功するのかな?」ということで、カリフォルニア大学デイヴィス校のアルバート・ウィンクラー教授とメイナード・アメリン教授が、「気候によってこういう品種を植えたらいいんじゃない?」という基準を1944年に考案しました。

 

ブドウの生育期間中の気温をもとに「積算温度」を算出し、それにより5つのリージョンに分け、それぞれに推奨ブドウ品種を決めたんです。

 

(アカデミー・デュ・ヴァンStep2の教科書をお持ちの方、この積算温度による産地区分については第6回に詳しくわかりやすい解説が載っていますよ♪)

 

その、「リージョン」と「産地名」が近年の試験でよく出ていたようなので、まとめ資料とランダム4択クイズつくりました。

まとめ資料

 

※教本記載全ては載せていません。少し絞っています。

 

<ポイント>

  1. 産地名を見たら、リージョンいくつなのかわかるようにする。例:ドイツのモーゼルのリージョンは?「Ⅰ」
  2. リージョンを見たら、どの産地が該当するのかわかるようにする。例:Region Ⅳの産地は?スペインのヘレス

…ちなみに、上のまとめ資料では「適合品種」を省いてしまっておりまして、そもそもこの気候区分の目的が適合品種の基準なのに本末転倒っぽくてアレなんですが^^; 笑

 

積算温度による区分はわかりやすいのでカリフォルニア州では広く用いられてきました。ただし、もちろん実際は昼夜の寒暖差や降雨量や風や地形など様々な条件により異なってくるわけですので…現にたとえば日本の甲府はリージョンⅣですが、リージョンⅣ適合品種のバルベーラやプティ・シラーやカリニャンやグルナッシュやテンプラリーニョが向いてるかどうかというと…??ハテナ、ですよね。

 

だから、「甲府の適合品種は?テンプラリーニョ」なんてちょっぴり出題しにくいかな?「何を植えるか」は多様性がありすぎる話だから、もし私だったら問題にはしないなぁ…と思い省きました(出たらごめんなさい)。

 

覚えられたら、ぜひ4択クイズにも挑戦してみてください。ひたすら数字が出てくるので、武者修行気味です。笑

 

(これはとみたの勝手な推測ですが、糖分量の問題と同様に横一列で「〇〇と同じリージョンの産地は?」という問題があってもおかしくないと思うので、そのような問題も入れています。もしも私が問題作成者だったら、単純にリージョンの細かい数字の暗記よりも「ボルドーとナパとピエモンテの積算温度はだいたい同じ」なんて感じでまずは大枠を掴んでほしいなぁと、きっと思いますし。。。)

 

お友達の作品(かえうた。女々しくて/ゴールデンボンバー)

素敵な替え歌を作ってくださいました。

とみた資料で省略しているものも、全部入れてくれたんですね(^^)

 

すみません、原曲をあまり知らなかったので検索してみたのですが…インパクトあって素敵ですね〜。このダンスしながら歌うと覚えられそう。笑

🍾✨🌿✨🍾✨🌿✨

お読みくださって、どうもありがとうございました。

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富田葉子

富田葉子

J.S.A.認定ソムリエ/ワインエキスパート WSET® Level 3 Award in Wines シェリー原産地呼称統制委員会認定 2014年最優秀ベネンシアドール JCAAコミュニケーション能力検定1級 日本滑舌能力検定協会認定講師(滑舌能力検定1級) 日本朗読検定協会認定講師(准プロフェッサー) レストラン勤務時代にネッド・グッドウィン MWの元で働き、ワインの魅力の虜になる。ワインの勉強は生粋のアカデミー・デュ・ヴァンっ子で、アカデミー・デュ・ヴァンが大好き。 みんなが仲良くなれる優しい雰囲気、聞き取りやすい講義と分かりやすい資料が特に好評。試験講座受講生の合格率も高く、「暗記こそ心で伝える」をモットーに、どこまでも寄り添って全員を合格へ導く。 15年間シングルマザーの経験があり、近年まで自身が「家事育児を両立し勉強もしながら忙しく働く母ちゃん」であったことから、限られた時間でも楽しくしっかりと身につけていただくことに心血を注いでいる。受講生との交流を大切にし、クラス会も活発に開催。 近年は滑舌能力検定や朗読検定の講師資格も取得し、ただワインに詳しいだけの講師ではなく、伝え方のプロフェッショナルでもありたいと日々努力を続けている。

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