2021年二次試験所感|ソムリエ・ワインエキスパート試験

ソムリエ・ワインエキスパート二次試験を受けられた方、本当にお疲れ様でした。銘柄が発表されていますね。

▼銘柄発表
https://www.sommelier.jp/topics/view/20211018_bev

 

結論部分だけ発表されて、もしそれが合っていなくても、全部外して受かっている人も多くいらっしゃるので落ち込まなくていいですからね!

たとえば昨年トロンテスとカベルネフランが出た時も、大半の方が品種も産地も当たらなくて落ち込んでましたが、受かってますし。

真剣に学習してこられた皆様なら、コメントは「当たらずとも遠からず」に書けているはずです。大丈夫ですから、ここまで頑張ってきたご自身を信じて待ちましょう。

試験のために飲むのは苦しいこともあったと思いますが、試験が終わってからが楽しい勉強ですので、反省は生かしてぜひワインを深めてくださいね!

銘柄を当てる難易度

個人的には、全体として「ピタリ」とは当てにくいアイテムだったのではないかと思います。

ちなみに世の既に合格された先輩のみなさま・・・同じワインを飲んでいないのに、品種・産地だけ見て、安易に「わりと簡単だったね」などと言うのは、やめてあげてくださいね。当たらなかった方は深くショックを受けていますので。

のちのアンケートも見ていただくとわかりますが、スタイルも変化していて、近年は同じ産地・品種でも幅広く、なかなか難しくなっていると感じます。

●ソムリエ

樽なしシャルドネは逆に決め手がなくて特定しづらかったりしますよね…

サンジョヴェーゼもメルロもスタイルが幅広く、これ!という個性も少ないので特定しづらい品種でしょう。そして選ぶのに勇気がいりますよね。難しいと思います。

 

●エキスパート

白、まさか両方ともフランスのアロマティックとは思わないでしょう…ついつい、どちらかをニュートラル系の品種や他の国にしてしまったりした方も多かったのでは。

(そういうふうに政治的に考えると、片方が外れていた時に共倒れになるからお勧めしないと申しておりますが、つい試験ではやってしまったりしますよね)

ヴィオニエは20年以上出てませんので、出るとは思いにくいでしょうし、各スクールの対策でも率先して多くは出ていないと思いますので、そもそもあまり飲んだことないかたもいらっしゃると思います。選びづらいですね。

テンプラニーリョとカベルネソーヴィニヨンも、皆様のご感想を拝見すると、比較的軽やかなスタイルだったようですね。特にテンプラニーリョ。選びづらいですね。。。難しいと思います。

本当に、ぴたりと当たらなくても落ち込まなくていいと思いますよ。

★★★

心配なのは、たとえば「基本品種を書く」などと決めて、そこにコメントを寄せてしまって品種が外れている場合ですよね。

品種ありきでコメントを寄せるのはお勧めしないというのも、よく申しておりますが、わかっていても試験の緊張下ではついやってしまったりしますよね…

よくわからない場合に、なぜかよく知らないチャレンジ品種を選んでしまって後悔したりとかもありますよね…

メンタル大事ですよね。

不安になりますよね。

でも、月並みですがクヨクヨしてても結果は変わらないので、気持ちを切り替えて、ぜひ前向きにワインのお勉強を楽しんで、信じて待ちましょう。

大丈夫ですから(^^)

任意のアンケート結果

なるべく銘柄発表の前、完全なるブラインドの状態で皆様がどう感じられたかが知りたいです、と言うお願いをして、任意の方々に記入していただきました。公開して欲しいというご要望を複数いただいていますので、個人情報は隠した上で一部公開しますね。

アンケート層は、私の講座を少しなりともとってくださっている東京の方が全体としては多いと思いますが、そうでないかたも多々いらっしゃいます。なので、「スクール生の答え!」というわけでもないです。いろんな方がいらっしゃいますし、感じ方は人それぞれであくまで一意見であること、ご了承ください。

▼ソムリエ
https://tomiwine.com/jsatt-31

 

▼ワインエキスパート
https://tomiwine.com/jsatt-32

 

ソムリエの飲料置き間違いについて

「合否に影響はないのですか」と協会へ問い合わせた方がいらっしゃいまして、

試験中に判明したわけではなく、試験後に判明したそうです。合否は相対評価ではなく絶対評価(ボーダーラインを超えたかどうか)なので、不利益は被らないとのお返事だったそうです。

(絶対評価でも、もしも合格者数の人数調整でボーダーラインを前後することがあれば、相対評価と変わらないと思うのですが、そうではないということですよね…そしたら今年はソムリエの合格者数が例年より多くなるのですかね…)

ただ、そうは聞いてもたしかに、一生懸命その他のお酒をトレーニングされた方ほど、きちんと正解したのに不正解の方と同じ扱いにされてしまうのは、あまり良い気持ちではないですよね。。。

でも、そのご努力は絶対に無駄ではないですし、「はずれたのに正解になった人」をずるいと思って気に病んでもしょうがないですので、周りではなく今までのご自身と比べて、今のほうが成長していて素敵な人であるかどうかを考えてください。

ワインの資格の勉強をされて、ワインだけじゃなくそのほかのお酒も幅広くご存知になったこと、とっても素敵です!

受験生への優しさの難しさ

箸休め的に少し逸れる、余談です。

飲料置き間違いで「正解した方が不利益は被らない」と言う点で思い出しました。今からのお話は完全に相対評価なので、ちょっと違うかもですが。

ベネンシアドールの最終実技の審査員をさせていただいたことがあります。

最終審査に残るような方々は、みなさま甲乙つけ難いくらい上手ですし、全員が血の滲むような努力をして頑張ってこられたであろうことが見ていて痛いほどわかるから、本当に、全員に良い点をつけたくなります。

緊張で手が震えたりして、ほんの少しのミスをしてしまった方も、絶対に普段は完璧なんだろうな、めちゃくちゃ悔しいだろうな、と思って、大目に見てあげたくなったりもします。だって明らかに練習不足の人と、しっかり練習してきたのに極度の緊張でミスをしてしまった人って、全く違うので一目見たらわかりますもの。

でも、極度に緊張する場面なのは、全員が同じなんですよね。

そんな中でもミスを一つもせずにやり切った方と、残念ながらそうでなかった方は、しっかり点数の差をつけてあげないと、ちゃんとやった方が可哀想だと。

そのように先輩に言われました。その先輩は普段は大変みんなに優しい方なんですけど、審査するときははっきりと0点か満点かくらい、点数の差をつける方針のようです。そうでないと、きちんとやった人が報われないからと。

受験生に優しいから、点数を甘くするか。

受験生に優しいから、点数を厳しくするか。

深い問題だと思いました。

ソムリエの実技試験対策講座で、「ミスをしてリカバリーをした場合に減点は和らぐか」というご質問をいただくことがあり、私は「中のかた」ではないのでわからないのですが、これも考え方が難しいですよね。

「なんとか落としてやろう」と思って見ている試験官はいないはず。みんなの緊張も見えるし、ここまで一生懸命に頑張ってきたのはわかるから、どうにか点数をあげたいはず。リカバリーをちゃんとしているのなら大目に見てあげたい気持ちもあると思う。でも、ミスをしなかった方と差がつかないのは、それはそれでちゃんとできた方が可哀想だったりしますよね。

受験生に対する優しさってなんでしょうね。難しいですね。

無難なコメントはいつまで通用するか

これも、勝手に私が思う余談です。

基準を甘くすればするほど、頑張った人の頑張りが反映されにくい、というのは、テイスティングコメントの模範解答でも悩ましい部分かもしれません。

試験対策をしている私が言うのもアレなんですが、出題や模範解答の傾向は、試験対策といたちごっこなのではないかと思います。

「目の前のワインにしっかり向き合って欲しい」という願いは、出題側も私たち受験講師の多くも、変わらないと思います。

品種当てではなく、コメント重視

品種の出題傾向を比較的メジャーで簡単なものにすることで、受験生にはコメントに力を入れていただく

そうすると、「迷ったら全部シャルドネのコメントを書けば良い、どっちかは高確率で当たる」みたいな試験対策が流行る

品種の出題傾向をメジャーな品種とローカル品種の組み合わせなどバラけさせたり、スタイルも幅広くすることで、受験生には品種の決めつけでなく目の前のワインに向き合っていただく

そうすると、「品種に限らず、コメントは無難な真ん中らへんにして、重めか軽めかで少し寄せれば良い」みたいな試験対策が流行る(今ここ?)

もし私が出題側なら、次は・・・皆様ならどうしますか?

たとえばコンクールで優勝したいとかであれば、人と同じような無難な答えばかり書いていても差がつかないので異なってくると思いますが、これは一定以上を正答すれば合格の試験なので、私も日頃から「そんなにチャレンジングな解答でなく、無難なコメントのほうがおすすめ」と現状は申しています。

しかし、

誰でも、だいたい「やや軽い・やや強い」のどちらかを選べば正解

みたいになると、血の滲むようなトレーニングをして正確に分析できるようになった方にとっては、そうでない付け焼き刃の試験テクに頼っているかたとの差がつきにくいので、優しくないかもしれません。

ワインはプロ同士でも感覚の異なる部分があるので、幅を持たせた正解にせざるをえなく、そこはそんなに変わらないだろうとは思うのですが。。。

たとえば、選択用語にアルコール度数以外は「中程度」と言う言葉がないように、あればみんなそれを選んでしまうような無難な言葉をなるべく無くし、具体的には「やや」がつく言葉を本当に微妙な時以外あまり正解にしないようにする等をして、模範解答をなるべくコントラストをはっきりつけた言葉を多く正解にするということは、できますよね。

そう考えると、無難なコメントがいつまで通用するかも、わからないなぁと思ったりします。もし私が出題する立場で、「試験テクばかりを考えるのでなく、ワインに対して真摯な気持ちで向き合って、きちんと勉強して欲しい」と思うなら、というあくまで妄想の話ですけども。

出題側としてなるべく受験生に試験テクに依存させないようにするには、さまざまな方法があろう中で、個人的にはどれもやればやったで一長一短な気がするので、わからないし予測は難しいなぁと思ったりします。

脅かすわけじゃないのですが、本当に、結局は「急がば回れ」で、目の前のワインにきちんと向き合うのが最も効率的かつ有益ではないでしょうか。

考え方はさまざまだと思いつつ、私はその前提の上で、これからも試験対策をお伝えしたいです。

無難なコメントにした方も、チャレンジングなコメントにした方も、ご自身を信じて待ちましょう。

 

おまけ:試験当日の私

10/18は、応援に行く会場を間違えて、あまり皆様にお会いできませんでした…泣

自業自得ですが無念です。東京の皆様、高輪と新高輪や、雅叙園と八芳園など、間違いやすいのでくれぐれもお気をつけくださいね。。。

そして何を思ったか、エクセレンスとSAKE Diplomaを同時に受験していました。

恥ずかしながら、全っ然、勉強時間が取れませんでした。先に言っておきますが、無理だと思います。

①ソムリエ・ワインエキスパート二次試験対策講座
②朗読コンテスト
③SAKE Diploma
④エクセレンス

同時期に4つも重ねてしまったのは、無謀でした。。。

①は、当日応援の会場間違えたりしてしまったけど、全体としては、今の自分ができることはできたと思う。②は、まだもう少し日数が残ってて、引き続きがんばります。

③④は、もう晒します。笑

SAKE Diploma

一次試験は謙遜でなく「ゼロ知識」から始めました。

勉強開始前の魚拓を取っておこうと思い、ADVの100点満点の模擬試験を受けた結果↓

4択なんだから確率的には適当でも25%とれそうなので、それと大差ない感じ。笑

というところから、本当に恥ずかしながら、CBTは完全に一夜漬けでした。よく受かったもんです。

しかしこれじゃ、4択なら運良く選べても論述なんて全く書けないと思い、やろうやろうと思いつつあまりできず。。。

論述本番、泡盛と貴醸酒は合ってるかわかりませんが書きました。扁平精米は話を膨らませることができませんでした。

テイスティング対策講座は、自分が行ける限られた日だけですが行こう!と言うことで、ピンポイントで複数の先生方にお世話になりまして、おかげさまでとても楽しく勉強できました。

テイスティング本番、コメントがどこまで合ってるかわかりませんけど、生酛山廃系1つ、セルレニン耐性系1つ、五百万石2つ、は正しく選べたので自分的にはよくやったほうだと思います。焼酎は外しました。

ちなみに「終了1分前…はい終了!」となってから、マークミスに気づきました。終了のお声の後でも、もしかして少しならこっそり急いで塗り直せば間に合ったかもしれません。でも、そういうことを(特に私が 笑)するのはよくないと思って、そのままにしました。あーあ。見直し大事ですね。身に沁みました。

そして、本当に全然勉強できてないので試験はどうかわからないけど、日本酒は美味しいし楽しいと思ったので、もっと勉強したくなりました。あと、日本酒の先生方、お世辞じゃなくみなさま温かくて情熱的で、とっても素敵でした。もっとお話伺いたいです。

それが感じられただけでも、受けてよかったなと思います!

そして、お寿司と日本酒は最高なので、元々好きなお寿司がもっと好きになりそうです。笑

エクセレンス

昔…まだシニア試験だった頃、私はまだ講師でもなく一飲食店勤務で、「シニア試験が急に難しくなった」と話題になった初期に受けました。

座学とテイスティングは運良く通ったものの、最後の実技で落ちまして。

当時まだ「シニアなんて受ければほとんどの人が受かる」みたいに言われていた時代のイメージを自分の中でひきずってしまっていて、無対策で行き、スパークリングの抜栓をしたら硬くて(緊張かも?)なかなか開かなくて、制限時間があって間に合わないので焦って力を入れたら「スポーンッ!!」っと試験官の方々がビクッとされるくらい大きな音で開いてしまって、それに動揺してしどろもどろになるという・・・笑

きっと、別に大きな音で開いても、その後の説明等がきちんとしていれば大丈夫だったのではと思います(わかりませんが)。動揺してしどろもどろがダメでしたよね。

これは三次試験に臨まれるソムリエの方々にも、ぜひ私の失敗を生かしていただきたいです。少々ミスがあったって良いから、動揺せず、そのあとどうするかが大事だと思います。本当に。

で、2〜3年前ですかね?

エクセレンスになってさらに難しくなったと言う話を聞き、問題も公開されていないので、どんなものかと知りたくて受けに行きました。これは申し訳ないけど受かろうなどと言う気は全くなく、無対策でフォローアップセミナーも行けてませんし、完全に物見見物オンリーでした。たしかに難しいんだなぁ、普段授業やっていても暗記箇所が異なるので全然書けないなぁ、専用の勉強が必要だなぁ、と感じることができました。

そして今年。

よし、やってみようかなと、締め切りギリギリに思い立ち、エクセレンス受験対策講座も申し込みました。

結局、ちゃんと勉強できたのは・・・ほぼ二夜漬けでした。それで受かるような甘い試験じゃないですし、完全に無理です。全然書けないし、取れる問題も取れませんでした。先生の資料をちゃんと勉強していれば解けたな、と思う問題がいくつもありました。私の勉強時間不足です。

もー。この計画性のなさ。

でも、通常呼称ではなかなか触れることのない情報を一生懸命「原語で書けるように覚える」というのは新鮮で、大変勉強になりました。良くも悪くもデータ化してしまっているため、書く機会ないですからねぇ、全然。。。

試験日には間に合わなかったけど、勉強は続けたいです。

 

無謀な重ね方をしてまなんだこと

そもそも春〜秋は仕事として受験講座が忙しい戦場なんだから、いろいろやろうなんて無謀なことをせず、順当に「朗読コンテストだけ」「SAKE Diplomaだけ」「エクセレンスだけ」など、毎年ひとつづつやればよかったと思います。

超反省です。

でもね、その無謀な重ね方で、すごく良い経験になった部分もあります。

今まで、ソムリエ・ワインエキスパート試験の一次試験が近づいて切羽詰まってきた生徒さんたちに、

「先生、どこを捨てたらいいですか?」

とご質問いただくことが、しばしばありまして。

もちろんお気持ちはわかるし、受験講座なので極力優先順位をつけてお伝えするけど、できる限り捨てるなんて言わないで欲しいな…と思っていました。

  • 捨てると言うのはその国の方々に失礼
  • 有資格者になるなら満遍なく知ってて欲しい
  • 単純に試験対策としても、今は人によってどこが多く出題されるか分からないから、安易に捨ててそこが多く出ることだってありうるから危険

という理由からです。

でもね。

みなさまに寄り添っていたつもりだけど、まだまだ、自分ごとじゃなかった、と思いました。

当事者としては、もちろん全部やった方がいいのはわかってるし、そりゃやりたいけど、もうどうやっても全部はできない、間に合わない、でもどうにか最後まで諦めずに少しの可能性を信じてあがきたい、という極限のときにどうしようか、ということなんですよね。

で、手付かずの範囲が沢山あるのは不安だから、手付かずの範囲がないように浅くでもいいからなるべく全部網羅する、というのも一つの方法だけど、そうすると全部が中途半端にごっちゃになってしまって、どれも答えられない危険性があるから。

実際に私、そうなりました。笑

直前に全部やったら、色々ごっちゃになり、冷静に考えて普段なら取れたと思うような比較的簡単なところも、取れませんでした。エクセレンスは原語で筆記が多いから、あやふやだと書けないので余計にかもしれません。通常呼称の場合は4択なのでもう少しなんとかなるかもしれないけど、でも、大なり小なりごっちゃになるのは変わらない気がします。

だったら、もう手付かずの範囲は捨てると言うと言葉が悪いのだけど、「泣く泣く試験日までに覚えるのは諦めて」、「いま取れる点を落とさないように、範囲を絞ってそこを強化する」ということに残り時間を使うのは、一つの有効な手だから、そのためにどこを優先にしたら良いか、さらに絞って教えてくれたら超嬉しい。

そう言う状態でのお言葉なんだなと言うのが、今回、身に沁みてよくわかりました。

捨てちゃダメなんだけど、安易に当然のように「捨てちゃダメ」と言うのも、自分ごととして考えてなかったな、というかなんというか。

前述のように、無謀に重ねず、ひとつひとつならちゃんとこなせてたかもしれないです。でもそれじゃ追い詰められないから、追い詰められた生徒さんたちの気持ちが実感としてわかったのは、よかったです。来年はもっともっと、受験生のみなさまの気持ちに寄り添った講義ができると思います。

そして、ソムリエ・ワインエキスパート試験を受験された皆様も、それぞれお忙しい中でなんとか勉強時間を作っていらっしゃるはずで、私が「勉強時間を作れなかった」と言ってはいけないのですよね。改めて、今まで一生懸命勉強してこられた皆様は本当にすごいなぁと、尊敬する限りです。

ペーパーレスの落とし穴

余談ですが、私は基本的にペーパーレス生活で、勉強はiPad中心でした。

で、試験直前に会場では受験生の皆様が教本とかファイルとか最終確認でご覧になっていまして、私も何か見ようと思って、iPadにすべての資料が入っているので、iPadで資料を見ていたら、怒られてしまったんですね。

後で注意書きをよく見たら、「入室したら電子機器は全てダメ」と書いてあるので、私がいけませんでした。しょんぼりです。

ただ、今はソムリエ教本も電子版ができて、ADVも配布資料が全部データ化されて、自分もペーパーレスの勉強法を推奨していますし、これからは「資料は紙では持っていなく、電子機器の中にある」という方ってどんどん増えていくと思うんですよね。

今後の受験生も困ることがあるかもしれないからと思って、「通信してなくてもダメですか?」とちょっぴり粘ってスタッフさんに聞いてみてしまったところ、谷さんが来られて直接いなされまして、恐縮しましたです。。。すみません。。。

そんなわけで、ペーパーレスの方はもし直前に見たい資料があれば、iPad等は使えないので、印刷した方がいいかもですね。もしくは、電子機器は入室したら使えないから、ギリギリまで入室しないという手もありますが、それを私が勧めるのは会場運営側へご迷惑になって良くないと思うので、やっぱ印刷ですかねー。そこはアナログで。過渡期ですかね。何かいい方法があると良いのですが。

さいごに

ワインのお勉強、これからも楽しんで、ぜひ続けてくださいね!

次のステージでお待ちしています。(^^)

 

▼ソムリエ試験後のススメ
https://tomiwine.com/afterexam

 

この10〜11月スタートの、秋冬の講座もいろいろ募集中です。
よろしくお願い申し上げます♪

▼富田葉子ADV講座ページ
https://www.adv.gr.jp/teachers/detail/165

気が早いですが、合格おめでとうございます❣️
信じて待ちましょう♪

追記:自分の試験やコンテストの結果

2021/11/04追記

SAKE diploma二次、エクセレンス一次、おかげさまでどちらも合格していました。朗読コンテストの結果が出るのはまだまだ先なのでわかりません。

エクセレンスはまだテイスティングと実技がありますので、がんばります。。。

 

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お読みくださって、どうもありがとうございました。

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みなさまとお会いできますこと、心から楽しみにしています(^^)

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日曜隔週渋谷、月曜19時新宿、水曜19時渋谷、木曜19時オンラインの担当です♪

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2月末〜3月開講まずオンラインがUPされました(追って対面のクラスも追加されます)
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富田葉子

富田葉子

フリーランスで、ワインやコミュニケーション、朗読などの講師業をしています。さらに素敵な人生のお手伝いができると嬉しいです♪

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