最新のお知らせ
▼10月23日&12月18日 魚卵・珍味・発酵食品・チーズたちの実証ペアリング会!『オレンジワイン vs シェリーで新しい世界を!』
https://www.cheese-school.jp/wordpress/course/orengesherry20241012.html
▼10〜11月 ソムリエ三次試験 サービス実技対策
https://www.duvin.jp/course/2504
▼10月末開始 2025年度ソムリエ ・ワインエキスパート受験対策 【準備講座】 https://www.duvin.jp/course/2496
▼12月1日 コミュニケーション能力認定2級講座
https://tomiwine.com/info-143
▼2025年1月開始 WSET Level 2
https://www.duvin.jp/course/2507
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受験説明会でよくいただくご質問のひとつに、「オンラインと対面のクラスと迷っているんだけど・・・」というものがあります。
これまで両方ともを行なって来て、今年も担当する講師として、思うことを書きます。
※様々なオンライン講座があるので、システムによって異なるところはあると思います。レコール・デュ・ヴァン(以降LDV)の受験対策 実戦講座の場合で書きますね。
オンラインクラスの良い点
- 支度時間、移動時間、交通費などがかからない
- お好きな格好、お好きな場所で、ご自身にとって最高に快適な環境で受講できる
- ワインが小瓶で届くため、お好きな時にお好きな量をテイスティングできる
- 全ての回を同じ担当講師で受講できるため、齟齬がない(とみた担当の1クラスだけのため)
- 一次試験時期までの間、常に全ての回の録画が観られるため、欠席での学習漏れがなくご自身のペースでいつでも何度でも復習ができる
- リアルタイムでのご受講で、講師や他の受講生とやりとりをしながら授業に参加することもできる
- 対面のクラスも含めたとみたクラス全体でLINEグループを作るため、他の受講生ともいつでも交流ができるし、リアルのクラス会にご参加も可能
オンラインクラスの注意が必要な点
- より自分を律することや、強い意志が必要かも
メリットと表裏一体なのですが、皆様それぞれが好きな格好や好きな状況で受講できるため、たとえば画面をオフにして何かほかのことをしながら「ながら聞き」をしていると、あまり記憶に残らない方が多いようです。
周りの誰からも見られていなくても、対面のクラスを受講されているのと同じお気持ちで、緊張感や集中力を持って受講してくださることを強くおすすめします。
録画でいつでも観られるのも便利な点ですが、可能なら一方通行よりも、積極的にリアルタイムでご参加いただいて双方向のコミュニケーションを取りながら受講していただくほうが、最後までモチベーションの維持もしやすいように感じます。
対面のクラスの良い点
- 実際に会うので、授業後にご飯に行ったりなどもしやすく、仲良くなりやすい
- 周りの人も頑張っているんだというプレッシャーを間近で感じることができる
- 同じ空間にいるので、講師や他の受講生と全く同じ環境でテイスティングができる
対面のクラスの注意が必要な点
- 飲み過ぎ注意
みんなで飲みに行くのが楽しすぎて、学習が疎かになってしまう方がたまにいらっしゃいます。仲が良いのは素敵なことですが、ご注意ください。笑
「通えなくはないけど遠いからどうしよう」という方へ
かなりのお時間や交通費がかかるのであれば、オンラインのほうが便利かと思います。
一方で、移動時間もロスになるとは限りません。
「暗記のゴールデンタイム」は就寝時、起床時、空腹時、移動時の4つで、移動中も記憶力や集中力が高まるそうですから、通学時間に予習復習をされるのも良いでしょう。
実際に過去には、軽井沢から、茨城から、静岡から、青森から、名古屋から等、ある程度のお時間がかかる中で東京まで毎週通ってくださり、上手に通学時間に集中して予習復習をされ、いつも素晴らしい成績を修めて試験合格される方もいらっしゃいました。
それだけお時間や費用をかけて通ってくださるモチベーションの高い方だからこそかもしれませんけれども、遠くから通ってくださる方は得てして成績優秀な印象が私はあります。
遠い、通学時間がかかる、というのが、必ずしもデメリットとは限りませんよというお話でした。
もちろんご自由ですしよくお考えになってお決めいただければと思いますが、もし通えなくはないのであれば、実際に会えるというのもプライスレスな価値があるのでは、とも思います。
オンライン、対面、いずれにしても
具体的なソースを失念してしまい、もし間違っていたら恐縮なのですが、たしか・・・
アメリカの国立研究所の研究によりますと、講義のスタイルによって受講生の記憶力がどのくらい定着しやすいかが異なり、
「講師が一方的に話すだけの講義スタイルでは5%しか記憶が定着しない」
という話があるようです。
ですので、私も受講生同士でのワークやデスカッションなどを講義の中でたくさん取り入れたく思っておりますが、膨大な暗記を必要とするソムリエ・ワインエキスパートの受験講座ではかなりお時間がタイトなため、コミュニケーションのタイミングを要所要所で少しずつできる限りでいれる、という感じにしております。
対面の講座でも一方的に講師が話すだけでは記憶に残りにくいのですから、録画を見るだけだと、さらに記憶に残りにくいのではと思います。もし講義を録画でご覧になる際は、録画のメリットを活かしましょう。初回は大枠を掴むために一通り全体をサラッとご覧になって良いです。そのあとは、可能でしたらご自身が一度に消化できそうな量で細切れに区切って、動画を止めて一旦振り返ってある程度ご自身の中でどんな内容だったかを反芻してから、次に進むことをお勧めします。とみたの資料ですと、単元ごとに練習問題を挟んでいますので、そのタイミングで反芻していただくのが効率良いでしょう。
いずれにしても、講義を聞きながらなるべく「自分ごと」にしていただく心がけは、大事と思います。
もちろん講師側としても、みなさまに興味やリアリティを持っていただけるように努力をするのですが、可能でしたらご受講される皆様も、
たとえば「そんな品種、聞いたことないし。そんな産地、初めて聞いたし。知らないし」ではなく、「そんな品種があるんだ、飲んでみたいな」「興味深いな、いつか行ってみたいな」など、できるだけ前向きな気持ちで聞いていただくと、ご自身も楽しいですし、集中力や記憶力も高まるそうですのでおすすめです。
何か参考になっていれば幸いです!
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<ソムリエ・ワインエキスパート関係のおすすめ講座>
▼ソムリエ・ワインエキスパート受験説明会
https://www.duvin.jp/trial/2216
▼10〜11月 ソムリエ三次試験 サービス実技対策
https://www.duvin.jp/course/2504
▼10月末開始 2025年度ソムリエ ・ワインエキスパート受験対策 【準備講座】
https://www.duvin.jp/course/2496