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★最新のお知らせ★
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これひとつで全範囲の大事なところを網羅していますので、効率よく一次試験対策ができます!8月いっぱい繰り返し視聴可能ですし、倍速で何度も流し聞き用にも向いています。とみわいん過去問類問集(前半戦・後半戦)のアクセス権もついています。おすすめです(^^)
▼7月初旬から順次開講 レコール・デュ・ヴァン 単発・分野別の一次対策(対面・WEB)
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お好みで範囲や日程を選べます!WEB版(録画)はすでに録画配信開始されていて、すぐにご覧になれます。とみたクラスをご受講くださる方には、それぞれ限定特典として、該当範囲の特別とみわいん問題集も作っております♪
▼7/20(日)開講 朗読検定4対策講座(オンライン)
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気軽に楽しく、発声・滑舌・抑揚などのトレーニングをしてみませんか?朗読検定の入り口の4級講座、おすすめです!アーカイブ配信あります。
▼7/21(月祝)ハンガリーワインセミナー(オンライン)
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ブダぺストにお住まいで、ソムリエ教本のハンガリー章を執筆されているパップ英子さんと一緒にハンガリーワインのセミナーを開催します!アーカイブ配信あります。ゆくゆくはハンガリーワイン検定をお考えの方もぜひ(^^)
▼7/27(日)コミュニケーション能力 2級認定講座(対面)
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ワインを伝えるのにもコミュニケーションって大事だと思いませんか?2級は入り口の級で、自己重要感など非常に大切な根本がギュッと詰まっています。一日で資格が取れます(^^)
▼9/3(水)・9/6(土)開催(※8/4申込締切)ワイン検定ブロンズクラス
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気軽にワイン談義を楽しみたい方、将来的にソムリエ・ワインエキスパート試験をお考えの方など、どなた様も大歓迎です。楽しく一日で資格が取れます!(^^)
▼9月初旬開始 テイスティング総まとめ超集中講座
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全5回で50種のワインを比較し、二次試験に必要なコメント法、品種・産地の特徴、間違いやすいものの比較、試験形式まで全て網羅し、確実に合格できる力をつけていただくためのテイスティング講座です!
<以下、販売中です>
▼試験対策に特化したワインセット(とみた資料・解説つき)
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ハーフボトルとフルボトルの混載で、基本品種、応用品種など3パターンあります。お好みに合わせてご自身のペースでトレーニングできます!
▼その他の酒 50種類小瓶セット(とみた資料・解説つき)
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「百聞は一見にしかず」、とみたの解説を聞きながら実際に50種を比較すると覚えます!その他のお酒は「知っているかどうか」で点数が取れる部分が大きいため、短期間で確実に得点源にできます(^^)
※上記2つとも、アイテムセレクトも全て「とみた流」にこだわらせていただいた自信作です!!
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もう10年近く前でしょうか。
白金台のステラートというお店で働かせてもらっていました。
立派な暖炉と、ガラス張りの天井が素敵で、内装もすごく好きでした。そんなステラートが先日、ぐるナイのゴチに出ていて、懐かしく嬉しく観ておりました。
そんなステラート勤務時代にお世話になっていた上司の、遠山啓之さんが本を出版されました!
▼「サービスのチカラ 店長マネジメント編/遠山啓之 」
https://amzn.to/2TtHDTJ
遠山さん、本当におめでとうございます…!!
遠山さんの教えは今もたくさん活きていて、尊敬しております。
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思い出話をしますね。
私がステラートで働いていた頃、平日はご予約のお客様のみで、土日は毎週末、婚礼二回転でした。
婚礼は、当たり前のように100名分とか用意するじゃないですか。当時、遠山さん以外に、ホールの正規ステラート所属スタッフはほんの数人名しかいませんでした。みんな女子です。少人数なので準備が結構大変で、式の当日は他店からのヘルプの方々に助けていただいていました。
たとえば土曜のお昼の披露宴のお二人が、御仕度などがあるので朝7時にご到着とすると、6時には居ないといけませんから、だいたい朝4時すぎにおきて朝5時だいにお家を出ていました。
お昼の婚礼を終えて、怒涛の「どんでん」でシルバーを急いで拭いて諸々セッティングをして、夕方〜夜の婚礼です。婚礼中は新郎新婦のお二人はお料理を召し上がれないことが多いため、「せっかくレストランウェディングですから式が終わった後に私服に着替えられてからお二人だけでゆっくりお料理を召し上がってください」というサービスを行なっておりましたので、終わった後は大量の片付けをしながらお二人だけのディナーのおもてなしも同時並行。翌日の婚礼の準備。もう終電です。よく目黒駅まで「間に合わない〜」って泣きそうになりながら走っていました。
そして翌日の日曜日、またお昼の婚礼のために朝早くから出勤。二回転して夜まで。
楽しかったですし、学ぶことも多かったですけど、物理的にハードでした。。。そんな中で私、よくワインの勉強もしていられたなと思いつつ。本当によい思い出です。
遠山さんに教わったことは沢山ある中で、特に印象に残っている言葉が2つあります。
1.「命をかけろ」
私達からすると婚礼はいつものことで、つい馴れてしまいそうになるのだけど、お客様にとっては一生に一度の人生の晴れ舞台なので、想いが強くなるのも当然だし、「想い描いていたイメージと違った」等、ほんの些細なことでも大きなクレームにつながりやすい仕事だから、こちらも命をかけて臨みなさい、と。
本当に、そうだなぁと思って。
お二人の数だけ、婚礼の形があって。基本的に「一生に一度」だから、お二人もご両親もみんな緊張していて慣れていなくて、こちらがしっかりしなければならなくて。
最高の思い出にしていただくために、たしかに、命をかけてできることはしたいです。
これはワインの講師になった今も活きています。
こちらからすれば、もう何十回も何百回もお話しした内容だったとしても、受講生にとっては初めてのことかもしれなくて、「ワインスクール」に緊張されているかもしれなくて。
例えば私が、たまたまその一回が著しく調子が悪くていまいちだったとしても、その一回がダメなら「この講師ダメだな」と思われて、二度ときてくださらないかもしれなくて。
「命をかけろ」。
いつも、一生に一度だと思って、命をかけて臨みます。
2.自分より細やかなお客様のために、その方よりも細かくなろうとしているだけだ。
これも、よく覚えています。
そうやって命をかけて婚礼二回転に挑み、正直ヘロヘロになっている土曜の夜に、日曜の朝の婚礼の準備をしますよね。そのセッティング中に通りがかった遠山さんが、遠くからほんの一瞬サッと見渡して、こうおっしゃったんです。
「そこのワイングラス、高さが違うよね」
近くで見てみると、たしかに違いました。1脚だけ、ほんの2〜3mm程度。どうして、そんな遠くから見て一瞬でわかるのかと…!!
正直ちょっと、このひとは変態なんじゃないか、と思いました。笑(遠山さんごめんなさい)
さすがに変態とは言っていないですけど、よくわかりますね、と言うようなことを申しましたら、
「自分は大雑把だよ。でも自分より細やかなお客様は気になるだろうから、その方のために、その方よりも細かくなろうとして一生懸命見ているだけだよ」と。
ええと。
酔っている人が「自分は酔っていない」と言うのと同じように、本当に大雑把な人は自分が大雑把だと自覚しておらず、むしろ「自分はちゃんとしている」などと言うものではないかと私は感じているので(まるでうちの息子のように^^;)、ご自身で大雑把だと仰るかたは大雑把ではないような気がしますけれども・・・
自分より細やかなお客様へのために、というお心がけ、すごく大事だなぁと思って。
これも、今に活きています。
私は本当に本当に大雑把な性格で「細かいことはどうでもいいじゃん、ワインなんておいしければいいじゃん、みんな違ってみんないいじゃん」派なのですけど、細かいことが気になる・細かいことを知りたい受講生もいらっしゃいますよね。そういう方々のために、たとえば生産者に聞くと「また日本人はくだらない数値なんか気にして」などと嫌がられることもあるかもしれないけど、知りたいと言う方がいらっしゃるなら細かい情報もできる限り調べますし、必要としている人がいるなら伝えたいと考えています。自分より細やかな方々の目線もわかりたいし尊重したいです。楽しみ方や向き合い方は人の数だけあって、そこに優劣もないですから。
寄り添う気持ちって大事ですよね。
遠山さん、厳しかったけど、全てがホスピタリティにあふれていたなぁって思います。本当に尊敬しています。
「サービスのチカラ」はとても読みやすいので、ご興味がありましたらぜひ読んでみてください。(*´ω`*)
遠山さん。今のお店のスタッフさんたちに愛されていらっしゃるのがよく伝わってきました。遠山さんのもとで今、学べる方々が羨ましいです。
P.S.
ステラートの婚礼業務では、「異性のお客様は下の名前で呼んではいけない」と言う配慮で統一されていました。
実はその頃の名残で私、今も異性の方は下のお名前で呼びにくいんです。親しくなると、女性の受講生は下の名前でお呼びするようになっても、基本的に男性の受講生はずっと苗字でお呼びしています。。。
無い物ねだりかもしれないですけど、今の仕事では未来の素敵なソムリエさんたちの背中を沢山見おくりながら、私ももう一度サービスをちゃんと勉強できたらよいなぁと思いつつ…まずは今、自分ができることを精一杯頑張ります。
ご縁やホスピタリティ、そして遠山さんが本の中で書かれていた「人間力」を、本当にだいじにしようと思う今日この頃です。
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お読みくださって、どうもありがとうございました。
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