ずるい言葉

今までにとみたが素敵だなぁと思った、お気に入りの本を少しずつご紹介?✨

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中田さんが動画で紹介されていた「ずるい言葉」という本を読みました。

 

要するに、一見正しそうで何気なく人を傷つけてしまうような言葉とその心理や対処法。これ、すごくよくわかる…!

 

個人的に最も印象に残ったのは、「どちらの側にも問題ある」でした。

 

ひとつ、経験談です。

 

良心を持たない人たち」にも書きましたように、天使のような顔をしながら悪意のある酷いことを他人にする人というのは、残念ながら一定数存在するようなんですよね。

 

そういう方のターゲットにされてしまって自分が悩んだときに、分かってくれそうな人へ勇気を出して相談してみたことがありました。

 

そのときに、まだ深く話してないのに「あぁ女同士あるあるだよね」「どちらの側にも問題あるんじゃない」と言われすぐに話題を変えられてしまい、うまく言えないんですが取り付く島がなかったんです。。。

 

自分は人様の悪口になるようなことは滅多なことでは言わないし、もちろん人様の足を引っ張ろうとなんてしないし、自分にも原因があるんじゃないかってすごく考えて悩んだうえで、勇気を出して相談しようとしていたから。

 

きっと相手からしたら単にそんな話は聞きたくなかったのだと思うけど、追い詰められていると、せめてできたら少しだけでも気持ちを分かってくれたら嬉しくて。勇気を出して相談しても全く気持ちに寄り添ってもらえず、事情も聞いてもらえず喧嘩両成敗みたいな言葉をバッサリと言われると、さらに心の行き場がなくなってしまって。

 

これ、実は私も、自分が経験するまで気付きませんでした。「どんなに相手が悪くても、誰かや何かを悪く言うのはよくない」と思っていました。だから、周りの人の「〇〇さんが酷いことするんだけど」という声も、あまり親身に聞かず流してしまっていたと思います…。

 

しかし、悪口じゃなくて「事実」で一方的にひどいことをされている場合もあって、それを単なる悪口扱いしてよく聞きもせずに「どちらの側にも問題ある」としてしまうのは、ダメだ。

 

「悪口は良くないよね」という思考停止の楽な対応で、全然優しくない。言われた方は、余計に追い詰められてしまうことがあるから。

 

今年はネット上の誹謗中傷で自殺も話題になりましたよね。もちろん、まずは誹謗中傷をする人が悪いのだけど、人をそこまで追い詰めてしまうのって、ネット上の言葉だけじゃないと思うんです。

 

この本に書かれている、ほかの沢山の「ずるい言葉」も、相手の置かれている状況によっては、じわじわと生身の人間にダメージを与え続けると思うから。

 

そもそも全ての人にとって良い人になると言うのは不可能だと思う。

 

でも、本当にいろんな立場や心境の人がいるから、できるかぎりの配慮をしたいし、もっと優しくなりたいと改めて思ったのでした。

 

ね。よかったら一緒にね。☺️

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お読みくださって、どうもありがとうございました。

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富田葉子

富田葉子

フリーランスで、ワインやコミュニケーション、朗読などの講師業をしています。さらに素敵な人生のお手伝いができると嬉しいです♪

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