2021年ソムリエ三次試験アンケート|ソムリエ・ワインエキスパート試験

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いつもありがとうございます。今日も一日、皆様に素敵なことが沢山ありますように🙏✨

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2021年の受験生が任意で答えてくださったアンケートの一部です。

前提

データは大半の方が東京会場です。

多くは6人で演技、試験官は三人。

(会場によって異なるかもです。)

 

どの試験官を見るか

東京はコの字型のテーブルですので、テーブルの横側の立ち位置になる方が、三人の試験官のどなたを見るのかが少し分かれるようですね。

(東京以外の会場の方から伺った話では、会場によっては一直線のテーブルなどもあるそうです。)

アンケートでは、端の方は対角線の試験官を見ることが多いようですが、そうでない場合もあるようですし、これは口頭で伺ったお話も含め、スタッフさんがどの試験官を見るのか言ってくれたという方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいました。

試験官はどんな感じ

うなづいてくれたりした、という方が全体では多そうですが、中にはそうでない場合もあるのかも?もしそういう場合でも、気にせず堂々と演技を行いましょう。

ちなみに実は私も、ベネンシアドール試験の最終実技の審査員の末席に加えていただいた時に、やってしまったことがあります。一生懸命しっかりと皆様の良いところを見てあげようと思って、つい真剣な顔になってしまって、存じている受験生に「先生の顔が怖かった」と後で言われてしまったことが(反省)笑。

なので、試験官の顔が怖いと思うことが万が一あったとしても、きっと真剣なだけだと思いますよ。敵じゃないから。きっと、皆様に合格してほしいと思って、見てくれているはずだから。

ワインの銘柄

近年は例年、シャトー・タサンですよね。

過年度ですと、会場や時間帯により、多少ヴィンテージが異なることもあったようです。

試験後の受験生が実際に持っていた、シャトー・タサンを写真撮らせていただいたもの。こんなかんじです。コルクは5cm弱ですね。

試験前のアナウンスや用具

説明のアナウンスは統一で流れるのですよね。

用具はもしかして会場で異なるかもしれませんが…

 

(このアンケートでの「サービストレー」は用具を運ぶ丸いお盆のつもりだったのですが、ちょっと私の説明が悪くてパン皿とごっちゃになってしまったかもですね。)

オリに関して

基本、オリはない前提でデカンタージュは注ぎ切って良いと思うのですよね(もしも実際に見て明らかにオリがしっかりある場合は別ですが)。

オリがある前提で残すと、残量を定規で測られる方もしばしばいらっしゃるようなのでちょっと怖いかも。。。笑

 

当日の持ち物や服装

クロークが使えるかどうかは会場によるようですが、東京で多く伺ったお声は、手荷物は持って入れるし試験場の足元に荷物が置けるようになっているため、あまりにも大きなお荷物でなければ、混雑しているクロークにわざわざ預けなくても大丈夫とのことでした。

むしろクロークで「貴重品は預かれない」と言われるため、試験場へ財布だけ裸で持っていくハメになり、ならばバッグごとそのまま持っていればよかった、という方も複数いらっしゃいました。

 

当日会場で気になったこと

やはりクロークは混むし、指定時間に行っても待つ方が多いようですね。。。念の為、飲み物や羽織物と、暇つぶしの心が安らぎそうな本などがあってもいいかもですね。

その他、お気づきの点や来年の受験生が気をつけたほうがいいと思われること

アンケートを拝見して、「あぁ、お伝えしておけばよかった」と思ったことが2点ありまして、

①本番で未使用のリトーが複数枚、器具置き場に置いてあることがあります。もし使う場合はパニエの下に敷きます。使わなくても大丈夫です。

②例年、本番のオリエンテーションで下記のような説明書が配られます。


受験の流れの「4」と「5」で戸惑う方がしばしばいらっしゃるようです。

「4」は、デカンタージュ後にボトルをパニエに戻してしまう方が稀にいらっしゃるので、終了時は試験官がボトル残量や澱などを確認するためにボトルをパニエから出しておいてくださいね、という意味と思います。デカンタージュ後、態々ボトルをパニエに戻す必要はありません。

「5」は、アンケートには書いてないのですが口頭で複数の受験生から伺ったお声として、「グラスのワインにはお手を触れないように」と書いてあるので触らなかったのに、終了後に試験官から「グラスのワインもボトルに戻してください」と言われ、「え?触っちゃいけないんじゃないの?」と混乱される方が結構いらっしゃったようです。

たしかに難しいですね。その場の試験官の指示に従いましょう。

応援しています

今年は三次試験時は授業なので、ごめんなさい残念ながら応援に行けなそうですが・・・心から応援していますね。

あと、個人的に思うこととして、3つです。

●作業終了後にじょうごでワインをボトルに戻す際、終わった安心感から勢いが良すぎて溢れてしまう方がしばしばいらっしゃいます(とみたも昔の受験時やりました。焦りますね…笑)。作業終了後は採点外で合否には関わらないはずですが、最後まで落ち着いて。お家に着くまでが遠足ですよね。

●本番でもし大きなミスをしてしまった場合にも、「失礼しました」などと伝え、落ち着いて最善のできることをしましょう。大事なのは、そこでメンタルが崩れて以後ダメになってしまわないようすることです。実際の接客と同じですね。ちなみに、こんな生徒さんがいらっしゃいました。ホストのグラスにワインを注ぐ際、袖に引っ掛けてワインの入ったグラスを床に落とし、グラスは割れて床の絨毯も思い切りワインで汚してしまった…もうダメではないか…と。結果、受かっていらっしゃいます。ただその方は、身だしなみも元ホテルマンらしくビシッとされていて清潔感があり、実技も普段からしっかり練習をされていて大変上手な方でしたので、本当にたまたまその時だけ緊張してそうなってしまったのだということが試験官にも伝わる方だとは思います。そして、そのミス以外は落ち着いて演技ができ、以降も特に失敗もなく時間内に終えられたとのことでした。それって重要ですよね。もし私だったらあわあわしそう。笑

●昔の記事ですが、緊張について書いた記事がありますので、もし参考になる方がいらっしゃいましたら。「緊張対策について思うこと。https://tomiwine.com/blog-37


ここまで頑張ってこられたご自身を信じて、堂々と行なってくださいね!応援しています!!(^^)

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みなさまとお会いできますこと、心から楽しみにしています(^ ^)

富田葉子

富田葉子

J.S.A.認定ソムリエ/ワインエキスパート WSET® Level 3 Award in Wines シェリー原産地呼称統制委員会認定 2014年最優秀ベネンシアドール JCAAコミュニケーション能力検定1級 日本滑舌能力検定協会認定講師(滑舌能力検定1級) 日本朗読検定協会認定講師(准プロフェッサー) レストラン勤務時代にネッド・グッドウィン MWの元で働き、ワインの魅力の虜になる。ワインの勉強は生粋のアカデミー・デュ・ヴァンっ子で、アカデミー・デュ・ヴァンが大好き。 みんなが仲良くなれる優しい雰囲気、聞き取りやすい講義と分かりやすい資料が特に好評。試験講座受講生の合格率も高く、「暗記こそ心で伝える」をモットーに、どこまでも寄り添って全員を合格へ導く。 15年間シングルマザーの経験があり、近年まで自身が「家事育児を両立し勉強もしながら忙しく働く母ちゃん」であったことから、限られた時間でも楽しくしっかりと身につけていただくことに心血を注いでいる。受講生との交流を大切にし、クラス会も活発に開催。 近年は滑舌能力検定や朗読検定の講師資格も取得し、ただワインに詳しいだけの講師ではなく、伝え方のプロフェッショナルでもありたいと日々努力を続けている。

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