★最新のお知らせ★
※お知らせの後に記事本文が続きます
<直近開催の講座等>
▼9月21日(日)開始 朗読検定 3級講座
全3回、オンラインでアーカイブ配信あり。初心者の方も歓迎です!
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▼10月5日(日)&10月19日(日)コミュニケーション能力認定講座 準1級認定講座
二日間の講座です。価値観や視点の転換、リーダーシップなどについて深めていきます。初めての方も歓迎です!
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▼10月26日(日)WSET Level 1
国際ワイン資格WSETの入り口の講座です。1日完結ですので、お気軽にぜひ!
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▼そのほか、今特に募集中の講座やイベントなどはこちらです(^^)
https://tomiwine.com/seminar/now
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※以下、記事本文です
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※過去の記事を加筆修正して再アップしています。
結論
「この品種って大体こういう感じ」というのが頭に入っていること自体は必要だと思いますけれど、「この品種だからこう書かなきゃ」は危ないので、気をつけてくださいね。
同じ品種でも造り方によって軽くも重くもなりますし、下手に品種を決めてその方向のコメントすると、品種が違っていた時のリスクが大きいので、私はあまりおすすめしません。
正直な話
私ども試験対策の講師は、ブラインドでも、試験対策で出てくるワインであれば、
「試験に出る可能性の高い範囲で、この感じなら、きっとあれか、もしくはあのあたりかな」
などと、実際はおおよその結論部分が先に浮かんでいる状態でコメントを作っていることも多いかもしれません。浮かんでしまうのです。そして大体合っています。すごいわけでも何でもなくて、これをずっと仕事として毎年おこなってきているから、というだけです。
(試験対策に限らず全品種の全世界の全価格帯のワインからの全くのブラインドで、ということでしたらとてもハードルが高いです。そんなに当たりません)
そんなふうに、試験対策においていつも思い浮かべる品種産地が大体合っているならば、品種ありきでコメントを書いても大きく外れることは少ないでしょう。
同じレベルで、最近学習を始めたばかりの受験生が、品種産地を当てられるでしょうか?
もちろん人によると思いますが、私は、それはちょっと怪しいなと思っています。
人間の先入観感って、大きいですし、甘く見るとこわいです。
ひとたび「あの品種だ!」と思い込んだら、脳がその品種の特徴しか考えられなくなってしまって、あるものがないように感じ、ないものがあるように感じたりします。
そうして、時として大はずしをするリスクがあるので、
かなり高い精度で品種産地を当てられる状態ではないのであれば、品種ありきでコメントを書くのはただのギャンブルになってしまうと感じます。
特に優秀な人ほど、学習能力が高いからこそ変なバイアスがかかりやすい場合もあるので、注意が必要かもしれません。
▼参考「成績優秀な方こそテイスティングで気をつけた方が良いかもしれないこと」
https://tomiwine.com/jsatt-29
努力してきた方なら感じたままのほうが安心
たとえば私も、ごく初心者向けの講座では、こんな感じのやりとりをすることがあります。
「ピノ・ノワールは、ラズベリーなどの赤系ベリーの香りがします。カベルネ・ソーヴィニヨンは、カシスなどの黒系ベリーの香りがします。さぁ問題です!この赤ワインは、どちらでしょう?」
「うーん・・・ラズベリーっぽいから、もしかしてピノ・ノワールかな・・・?」
「正解!さすがですねー!!」
なんて。
ラズベリーなら、ピノ・ノワール。
カシスなら、カベルネ・ソーヴィニヨン。
選択肢を狭めて単純化して、当てられたという成功体験!
最初はそれでよいのですよね。
そう、初心者は「この香りならこの品種」でよいでしょう。
一方で、ソムリエ・ワインエキスパートの有資格者になろうとする皆様は、そろそろ初心者ではないので、何となくの色合いとか、たった1つや2つの香りとかで、品種を決めようとするレベルよりも、もっと上にいって欲しいのです。
しっかりと練習をして、ある程度のテイスティング力が身についている方ならば、もし品種はイマイチ定まらなかったとしても、外観・香り・味わいを素直にとれば「コメントはおおよそ合っている」という状態が生まれやすいと思います。
ですので、正しい努力をしてきた方なら、感じたままを書いた方が総合的に得点しやすいと私は考えています。
いろんなお考えがあると思いますが、私は、ということで(^^)
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<ソムリエ・ワインエキスパート関係のおすすめ>
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お読みくださって、どうもありがとうございました。
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みなさまとお会いできますこと、心から楽しみにしています(^^)