最新のお知らせ
▼10月23日&12月18日 魚卵・珍味・発酵食品・チーズたちの実証ペアリング会!『オレンジワイン vs シェリーで新しい世界を!』
https://www.cheese-school.jp/wordpress/course/orengesherry20241012.html
▼10〜11月 ソムリエ三次試験 サービス実技対策
https://www.duvin.jp/course/2504
▼10月末開始 2025年度ソムリエ ・ワインエキスパート受験対策 【準備講座】 https://www.duvin.jp/course/2496
▼12月1日 コミュニケーション能力認定2級講座
https://tomiwine.com/info-143
▼2025年1月開始 WSET Level 2
https://www.duvin.jp/course/2507
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表題のご質問を毎年いただきますので、思うことを書きます。
これは結局ご自身次第ですし、どういう作戦でいこうかというのは、正解も不正解もなく、受験生や講師によっても異なると思いますので、あくまで私が思うことです。
2018年〜CBT試験導入時は、最終日付近をお勧めしていました
紙の試験からCBT試験へ変わるにあたって、どんな問題が出てくるかも分かりませんでしたし、なるべく勉強時間を多くとった方が確実ではないかと思ったからです。
現在でも、自信がないから、なるべく後のほうの日程に、最終日付近にしたい・・・という方もいらっしゃいます。
あくまで本人のご自由ですけれども、近年それは、私はあまりお勧めしていません。
現在、最終日付近をおすすめしない理由
理由①何かあった時に受験できなくなるから
たとえば2022年の8月末は、コロナが少々、再燃してしまった時期でした。
試験最終日付近に会場予約をされていたけれど、ご自身がコロナにかかって、または濃厚接触者になってしまって、結局会場に行けなかった・・・と言う方が複数名いらっしゃいました。
未曾有のウイルスの流行意外にも、台風とか、縁起でもないですが近しい方のご不幸とか、人生は何があるか分かりません。受験日の直前に、婚約者が亡くなられたという方もいらっしゃいました(しかしその方はお強く、頑張って試験に行き合格されていました)。
日程は、会場予約をした後でも、当日の三日前までならWeb上で簡単に変更することができます。ラスト三日を切る日時に予約をすると、もし何かあった場合にそれより後にずらせなくなり、最悪は受験できなくなってしまうかもしれません。せっかく頑張ってきた努力が水の泡になってはもったいないですから、あまりにも最後のほうには、しないことをお勧めします。
理由②もし1回目が不合格だった場合に挽回期間が短いから
「お盆休みに頑張ればなんとかなるということで、お盆明けに1回目を受験したら不合格。2回目を最終日に付近したけど、もう再チャレンジまで1週間ちょっとしかなくて、結局2回目もダメだった」
という方も、いらっしゃるようです。
たしかに、1回目がもし不合格だった場合、2回目の受験まであまり時間がないと、焦ってしまうかもですね。
たとえば1回目を7月中や8月初旬の早期にし、2回目を8月後半にすれば、もしも1回目が不合格だったとしても、2回目まで1ヶ月程度あるので十分に挽回可能なように思います。
1回目をチャレンジしたことによって、どんな試験か実際に体験をして、しっかりとイメージが湧くという強みもあります。もし不合格でも、その後の1ヶ月程度を猛勉強して2回目に臨めば、きっと合格できるでしょう。
理由③時間が経つと忘却との戦いになってくるから
これは、ワインスクールで勉強されている方の話なのですけれども、毎週の授業がなくなると、勉強のペースが保てなくなる方もいらっしゃるのですよね。時間が経てば経つほど、やらなければ忘れていきます。
たとえばレコール・デュ・ヴァンの受験対策実戦講座(全20回)をご受講くださる方は、7月中旬に最終回の修了試験を迎えます。そうでない方も、毎年その頃に私はオンラインで単発の総まとめ集中講座を開講しています(おそらく今年も行なうと思います)。
それらを経て、最後にしっかり集中して総まとめをしたら、忘れないうちに、もう勝負は早い方が良いと思います。適切な学習法で、やるべきことをやってこられた皆様なら大丈夫です。
結論
1回目:可能なら7月中の早期
2回目:1ヶ月程度は空けて、お盆明け以降
私は上記がおすすめです。
もし何かあった時にも日付を後にずらしやすいですし、もし1回目が不合格でも挽回期間がしっかり取れますし、スクールの方は受験講座で一生懸命学習された記憶を忘れないうちに勝負しやすいから、です。
そして何より、早めに合格できたらご自身のお気持ちが楽なのですよね。
早く合格されたご褒美で、ちょっとの間「夏休み」をとっていただいても良いでしょう。むしろそうしてほしいです。たとえば試験のために融通をきかせてくれた職場の方や、心配や応援をしてくれていたご家族ご友人へ真っ先にお礼の気持ちを伝えて、勉強は贅沢ですので引き続き学習が可能であることに改めて感謝をしたら、花火大会とか、海とか、ぜひ夏らしいことも楽しんでください!そしてワインの楽しさもぜひ改めて思い出してほしいです!
10月の二次試験、ソムリエの方は11月の三次試験と、まだまだ長丁場ですので、適度にリフレッシュされることも大事だと考えています。
終盤の8月末に一次試験を受験される方と比べたら、1ヶ月前後も早く、二次試験の準備を始めることもできます。
逆に8月いっぱい、最後の最後までずっと一次試験を抱えているのは、SNSの発達した昨今では結構、人によっては精神的にしんどいかもしれません。一次試験開始直後から、毎日どこかで「受かりました!」という投稿やお友達の喜びの声が散見されるでしょうから・・・「一抜けた、二抜けた」状態で、自分はまだというのは焦りますし、できれば早く楽になりたいですよね。
とみたも自分の受講生に関しては責任がありますし、常に心配していますので、早く合格していただけると正直ホッとして非常にうれしいです。
もし早い日程で申し込まれて、「やっぱりもう少し後にしたいな」と思われた場合は、試験日の3日前までならWebで簡単に変更できますので、少しずつ様子を見ながら先延ばしにすれば良いでしょう。
いずれにしても、ご自身がちょうど良い日程や会場で申し込めることをお祈りしています。
ちなみに、例年の予約開始直後は混雑するようです
予約開始直後はアクセスが集中して、なかなかつながらないこともあり、1〜2時間経つと落ち着くことも多いようです。
会場にもよると思いますが、過去の傾向としては、わりと早い日程は空いていて、最終日や最後の週末、お盆明け等は人気で、特に銀座や渋谷などターミナルの便利な場所は予約開始後すぐに埋まりやすいようです。地方会場は、比較的どの日程でも空いていて、ゆっくり予約しても大丈夫なところも多いようです。
ただ、近年はどうでしょう・・・私も含めて、早期の受験をおすすめする講師も増えてきたからもあるのでしょうか、わかりませんが、たとえば昨年は、わりと早期の日程も会場によってはかなり予約で埋まっていたという話も耳にしました。
予約開始したら希望の会場や日程ですぐに申し込めるように、事前に公式サイトから会場一覧をご覧になって、どの会場にしようかを考えて準備しておかれるのも良いと思います。
▼公式)CBT受験者用サイト
https://cbt-s.com/examinee/examination/somurie.html
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<ソムリエ・ワインエキスパート関係のおすすめ講座>
▼ソムリエ・ワインエキスパート受験説明会
https://www.duvin.jp/trial/2216
▼10〜11月 ソムリエ三次試験 サービス実技対策
https://www.duvin.jp/course/2504
▼10月末開始 2025年度ソムリエ ・ワインエキスパート受験対策 【準備講座】
https://www.duvin.jp/course/2496