とーやさんの合格体験記(2025年ワインエキスパート合格)|ソムリエ・ワインエキスパート試験

一次試験対策も二次試験対策もご受講いただき、いつも授業もクラス会も盛り上げてくださった、とーやさんのワインエキスパート試験合格体験記です。

たしかに、仕事などの忙しさで勉強が計画通りにできなくて、なんかもうダメかなぁなんて思うことって、きっと多くの方が経験されるのではないかなと思いますので、「忙しさを前提にしてできることをやる」というのは非常に大切なことだなぁと、拝読して改めて気付かされました。テキーラの香りを「もやし炒めの香り」と言ってくださり、みんなで盛り上がったことも、懐かしいです(^^)

とーやさん、どうもありがとうございます!合格おめでとうございます!

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ワインエキスパートを目指したきっかけ

知り合いと年に4-5回ワイン会を開いており、好きな酒はと言えばワイン!と迷わず答えるほどにはワイン好きな私。いつか勉強したいなあと思いつつ、なかなか勉強するきっかけを得られずにいました…そんな中、2年前のワイン会にて、メンバーの一人がワインエキスパートを取ったとの報告が!その後のワイン会から、その方が選ぶワインの幅が広がっていて、詳しいのはいいなあと思うようになりました。

レコールデュヴァンに決めた理由

知り合いは独学で勉強したようでしたが、日々の仕事が忙しく、なによりソムリエ教本は分厚い書物で、これを1から覚えるのはちょっと、、、と思っていたので、スクールを探していました。ほかのスクールも比較していく中で、仕事の都合と合いやすいところと、講師一覧の中でSNS等で積極的にワインの楽しさを発信されている富田先生を発見し、そのスタンスに共感して、富田先生の講座がよさそうだな、と思い、レコール・デュ・ヴァンを選びました!

勉強を始めた時のレベル

フランスのワインが好きだったので、そのあたりのことは普段ワインを買う時に少し購入サイトの読み物を読んでいて少し知っていた程度でしたが、後々資格の勉強をしてからは、ほとんど無に等しいくらいの知識量でした…(笑)

一次試験(筆記)対策

とみたクラスでは、先生が教本の中からこれまでの傾向と対策をまとめた独自資料を作ってくださっています。教本を端から端まで読む余裕のない、忙しい私の生活にとっては、先生の資料は非常にわかりやすく、別にノートを作ったりする必要もなかったので、とても助かりました。

私の場合、講座が始まってから、毎週授業の前の日曜の夜に、先生の資料を見て予習していました。予習といっても、ただ眺めるだけではなく、資料の後ろに練習問題がついているため、眺めては問題を解き、、を繰り返して、予習時点で7割くらいの内容を一度頭に入れて講義に臨みました(ここまで書くと暗記が得意な人のように見えるかもしれませんが、そのまま時間が過ぎれば忘れるので、後述するツールをフル活用して記憶の定着を図りました!)。

さらに、講座受講生限定でとみわいんのサイトで一問一答形式の問題があり、これが秀逸でした…!通勤や少し時間の空いたタイミングのスキマ時間で復習ができるので、暇があれば問題を解く習慣がつきました。このような感じで、毎週の予習・復習サイクルをつくって勉強していました。

これは人による部分かもしれませんが、私の職場はとにかく公私問わず飲み会が多く、なかなか一定のスケジュールで勉強することが難しいタイミングもありました…多かれ少なかれ大人はみんな忙しいものだと思うので、習慣が途絶えてしまう時もあるよね、仕方ないもん、その代わり後でできるタイミングを見つけて復習するか、と受け入れるようにしていました。それだけだと結局どこをよく勉強していないかがわからなくなってしまうので、あまり勉強できなかったな、というポイントがあれば、スマホにメモをしておいて、余裕のある単元のときに追加で復習するなど、忙しさを前提にしてできることをやっていました!

試験当日(一次試験)

そんなこんなで大学受験生よろしく忙しない毎日でずっと勉強漬けであっという間に試験当日に。一次試験はCBT方式で、約1.5か月間の試験期間中に1回または2回受験して合格を目指すというもの。私は試験に受かるかどうかでそわそわしたくなかったことと、2回受験を予定していたため、思い切って試験開始初日に申し込みました…!当日は予約した自宅から近い試験センターで受験。雑居ビルの一室の試験センターで、持ち物をすべてロッカーにしまい、ほかの試験を受けている方々と共にPCで、120問の四択問題をひたすら解きました。。。解いている感覚は、半分くらいが自信ない、、、というものでした。とにかくわからないものはマークして(できるシステムになっています)、1周解いて戻る、という具合で回答していきました。そして、試験時間終了が迫り、解答を終了のボタンを押しました。ここからがCBT試験の特徴ですが、採点がその場で行われ、なんと合否がすぐに表示されます。震える手で採点のボタンを押すと、、、合格の文字。思わず全身の力が抜けました。半分くらい自信がなくても、実際に受かったので、先生の講座と自分の勉強を信じていれば、きっと受かると思います。

二次試験(テイスティング)対策

なんとか一次試験を通過し、一息、ならぬ十息くらいついていたころ、二次試験対策講座を富田先生が開催されるとのことで、迷わず申し込みました。理由は、富田先生も講座中におっしゃっていましたが、テイスティングは『曖昧さを受け入れながら進まなければならないもの』で、私の場合は一人でそれができるように思えなかったからです。勉強していくとわかりますが、テイスティングでは外観や香り、味わいといったワインの構成要素を分析していきます。これらの判断の元は自身の感覚で、当然人間ですから、一人ひとり感じることやその強弱は違ってきます。例えば、ワインのラベルには柑橘の香りがと書いてあるけど自分には感じないなあ、といったことが良く起こるので、それを受け入れたうえでワインの評価を一人で行っていくのは至難の業のように思えました(独学の方もいるのでそれはそれで素晴らしいのですが。。。)。

あとは金銭面もあると思います。私はそこまでお金に余裕があるわけではないので、自分で大量にワインを買い込んで勉強するよりも、講座で多くの種類を短期間に触れる方が効率的だと思ったこと、そして一次試験で富田先生の指導に相性が良いと感じていたこともあり、富田先生の講座を受講しました。

講座では、毎回テーマを置いて同時に8-10種類程度をテイスティングしていきました。一次試験対策講座でも毎回テイスティングを行っていたこと、そして一次試験を通過していたこともあって、これはいけるかも、、、と思い始めていましたが、先生のテイスティングのテーマの組み立てに、見事に油断していたところを突かれ打ち砕かれることに。。。座学でこの品種はこういう特徴がある、と勉強していたことで頭でっかちになっていて、同じ品種でも産地や製法によってかなり幅があることを改めてよく知ることに(頭ではそりゃ違うよ、とわかっていても、勉強すると視野狭窄になってしまっていました)。ただ、そんな中でも富田先生に質問をすると、曖昧さを踏まえたうえで的確に回答いただき、着実に理解が深まりました(合格した今となっては、この講座で知識を踏まえたうえで、ワインの幅を感覚をもって理解することができたのは、今のワイン生活にも楽しみの一つとして活きている、と思います)。

講座を受けていてよかったことは先生だけではありませんでした。主に一次試験対策講座のときから同じメンバーと受講しており、仲も深まっていたので、講座中にはそれぞれが感じたことを率直に言い合える関係になっていました。ある講座でわたしがテキーラの香りを「もやし炒めの香り」といったら、満場一致でそれだ!と仲間が答えてくれたり、反対に仲間からこのリースリングはぺトロール香(※ 石油系の香り)が温度が上がると出てくるね、と言ってもらえたことで提供温度を意識してテイスティングすることができるようになったりと、仲間の存在で助けられた部分もありました。仲間の数だけ、テイスティングしたときの答えのバラツキがわかり、テイスティングコメントとして正解でなかった時も、ただ落ち込むのではなく、自分はこういう香りを取るのが苦手なんだなあと冷静に受け入れることができました。仲間の一部とは個人的に集まってテイスティング練習をやることもあり、受験当日には仲間を通り越して戦友のようになっていました。

試験当日のこと(二次試験)

ワインの曖昧さ、を決して理解しきれたとは思えない中、とうとう試験当日になりました。会場はグランドプリンスホテル新高輪国際館パミール。いわゆるホテルのバンケットルームで開催されました。当日は早めに会場入りし、軽くテイスティングの勉強資料を復習していましたが、少々疲れた感覚に。というのも、前日夜にワイン10種類とその他のお酒(リキュール等)50種類のテイスティングをやってから当日を迎えたため、当然身体には多少のダメージが。今思えば前日にやりすぎた、、、と反省しています。勉強していましたが、やはりそわそわしてきたのと、資料を見返すほど実際に飲みたくなってきてしまうので、一度資料を閉じ、仲間を探しに行きました。会場にはすでに多くの仲間が来ており、みんなそわそわした様子で、自分だけが不安ではないんだな、と少し安心しました。テイスティングは何割かがメンタルとの闘いだと先生もおっしゃっていますし、私自身もそう思います。なので、仲間と試験前に話したことはよかったと思っています。そして、いよいよ時間となり、会場のドアがオープン。忙しない足取りで私を含め受験生が会場に入っていきます。会場には2人掛けの長机と、机の上に白ワインと赤ワインが2種ずつ、そしてその他のお酒は琥珀色のものが。私は最後列の席だったので、ほかの受験生の様子が見え、試験官からは遠かったので、緊張はしにくかったです。試験開始までは15分くらい?は時間があり、注意事項説明やマークシートへの名前の記入を行います。その間も目の前には注がれたワインなどがあり、気になって仕方がありません。特に白ワインは2つともかなり色が淡く、個人的には色の濃いものの方が香りの特徴がはっきりしているものが多いと思っていたので、わかるかな?と少々不安な気持ちに。赤ワインはどちらも色が濃く、これも白と同様に、赤ワインは色が淡い方が品種を絞りやすいと思っていたので、さらに不安に。。。そうこうしていると試験が始まり、テイスティング開始。不安になりながらも、答えを埋めていきました。試験後も不安でしたが、とみた先生がクラスでランチを開催していただき、そこで不安を少しは払しょくすることができました。そうこうして当日が過ぎ、合格発表を待つことになりました。

合格を知った瞬間

合格発表は平日の日中で、その日はなかなか仕事が手につきませんでした(笑)合格者番号の一覧を見る形式で、職場でこっそり自身の番号をたどると、無事、そこには自身の番号が!とにかくうれしい、それに尽きました。

最後に

お値段の高いワインがいいワインだというのは詳しくなくても、なんとなくわかることですが、値段ではないところでも良いところがいっぱいあるのがワインであることがよくわかりました。同時に、ワインを知ることは、その国の文化や歴史を知ることにもつながり、日々つくったり、外でいただく食の幅も広がって、人生が豊かになったなあと感じます。スクールに通ったおかげでかけがえのない仲間もでき、今でも集まって楽しくワインを囲む日々は続いています。もし一人で受かっていたとしても、先生や仲間の存在はなかったものと思うと、あらゆる意味で富田先生の講座を受けて本当に良かった、そう思う毎日です。

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みなさまとお会いできますこと、心から楽しみにしています(^^)

富田葉子

富田葉子

フリーランスで、ワインやコミュニケーション、朗読などの講師業をしています。さらに素敵な人生のお手伝いができると嬉しいです♪

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