資料集CBTレポート2(質疑応答・追記)

CBTレポート2(質疑応答・追記)

(※2019年夏追記:出題内容に関することは、現在の規約に反しご迷惑をおかけする可能性があるため、今は削除しています。)

以前書きましたCBT試験レポートについて、ご質問・ご意見をいただきましたので、追記です。

※私は一般社団法人日本ソムリエ協会(以下JSA)の方ではないので、試験について公表されていないことの真偽は一切わかりません。あくまで私一個人の考えにすぎないことを、どうかお読みいただく上でご了承くだされば幸いです。

「試験問題を書いて大丈夫なの?」

まずはじめに、私はひとりでも多くの方に試験合格していただきたいと思っておりますが、いくら受験生のお役に立つと思ってのことであっても、誰かの不本意や不利益の上で成り立ってはいけないと思うのです。

ですので、現状このサイトは特に営利目的でもなく無料で私個人が趣味で行なっているものではありますが、今回に限らず、もしも私の書いた何らかの記事が、JSA、アカデミー・デュ・ヴァン(以下ADV)、ADV受講生、各地の受験生、その他の皆様へご迷惑がかかることがあるのであれば、大変よろしくないのでお詫びとともに速やかに修正・削除します。

・・・という前提のもとに、私がCBT試験レポートに一部の問題を書いたのは、特に公開禁止しているようでもありませんでしたし(もし私が注意事項など見落としていたらごめんなさい)、CBT試験にする以上、出題側もインターネット上やワインスクール等で「こんな問題が出た」という情報が飛び交うことや、伴ってお住まいの地域により情報量や受験環境の有利不利の差が出ることなど、諸々含めて予め想定内のはず、と思っているからです。

(個人的な考えですが、CBTにするにあたり、JSAはもっと、大きい目で見ていらっしゃると思うのですよね。今まで、JSAへ無断で過去問のネット掲載や配布をたくさんのかたがされていて、それで利益を得ているかたも一定数いらっしゃるのをわかっていながら、きっとお叱りや使用料の請求等をされていないと思うので、いい意味で本当にJSAは寛大ではないでしょうか。各自が問題を持ち帰って好きに公表していた昨年までに比べたら、今後のCBTでのネット上での問題共有数など、全体の中は微々たるものでしょう・・・)

とはいえ、ご迷惑になってはいけないと私も不安に思いましたので、一応諸先輩がた(ご想像にお任せします)へお目通し頂いておりますが、やはり想定内の様で、今のところ、お叱りや削除命令は頂いておりません。なので、少なくとも現状は「大丈夫」なのではないでしょうか。

いずれにせよ、もちろん私の記事も含めてインターネット上の様々な情報は玉石混淆と思いますので、全てを鵜呑みにせず、ご自身がしっかりと情報の取捨選択をすることが今年は特に大切と思います。

「ネット上に一部の問題を書くのも、友人限定公開ならいいが、ブログで一般公開は良くないんじゃないの?」

ネット上に何かをUPするにあたり、考え方は様々と思いますが、私は今回に限らず「友人限定公開ならOKで、一般公開はNG」という価値観を持っていません。

私個人の考えとして、たとえばFBの秘密のグループでの限定公開も、ブログでの不特定多数への一般公開も、ネット上へUPすれば必ず「残る」し「漏れる」ため、公開して「良い・悪い」という意味では結局どちらもほぼ同じだと思っています。(友人限定の情報共有にすることで、内輪のお得感を持っていただくというのはマーケティングの手法として有効と思いますが、それはまた別の話で。)

ですので、たとえば「特定の人には見られたらマズい」という、誰かに対してモラルに欠けるような文言や、主催者側が困るようなあまりにも試験に関して詳しすぎる内容を限定公開でシェアしたりするのではなく、どなたに読まれても困らず堂々とできる範囲で、「ここまでなら差し支え無いだろう」と自分が判断したギリギリの内容で一般公開という形を私はとっております。

伴って、余談ですが、CBT試験レポートに載せている問題はわざと一部のみで、覚えている問題内容や選択肢を全ては掲載しておりません。ワインスクール等がお近くになく、ネット情報が頼りの方もいらっしゃるであろう中、出し惜しみして御免なさい。でも「得点を取るためにここを覚えてね」という意味の共有でなく、あくまで「こんな雰囲気だったよ」というレポートですので、十分かなと思っています。私の受験対策講座へ、たとえば青森など、決してご近所ではない地域から来てくださっている方も毎年複数名いらっしゃり、ご自身の貴重な時間とお金を使って講座へ来てくださっている方への情報提供と、無料公開している当サイトでの情報提供が、平等にはできないことはご容赦くださると幸いです。また、受験生の皆様にはお尻に火がついていただかないと困る時期ですので、皆さまに「ヤバイ」と思っていただくため、意識的に難問をちょっぴり多めに載せたことはお詫びします。記事に書きましたように「体感として3割くらいは見慣れない内容の問題だった」ということは、裏を返せば7割は見慣れているということで、実際は王道の問題(過去問や各種参考書の重要ポイント、本年度教本新規追加点)も沢山出ていますので、落ち着いて基本に戻ってしっかりと学習をしてください。どんな試験も同じと思いますが、結局、基本をおろそかにせず噂に惑わされず、しっかりと学習された方が合格することでしょう。

「ネットに出た問題は削除されるってきいたけど?」

私はJSAの方ではないのでわかりませんが、どうでしょうね?

それは、もし本当だとしたら、JSAのどなたかがずっとPCに張り付いてチェックして、せっかく作った問題をネット上等で見つけたらどんどん消して、問題を少なくしていくのでしょうか…?でしたら全国のみんなで協力したら1000問くらいは、すぐになくなりそうですね?そしたらどうするんです?リアルタイムで消すたびにJSAのどなたかがどんどん別の問題を作って補充するんですか?第一線で活躍されている本業をお持ちの方も多いと思いますのに、そんなイタチごっこをしているお時間はあるのでしょうか?実際どうなのか、私はわかりませんけれども、ちょっと、一般的に考えにくいんじゃないですか・・・?

あくまで想像ですが、最初に書きました通り、きっとインターネット上やワインスクール等で「こんな問題が出た」という情報が飛び交うことは想定内で、その情報を得て一生懸命暗記した人が高得点を取る可能性があるというのも、それすらも想定内なのではないでしょうか・・・?

JSAは、一部の方々が心配されるほど、ネットリテラシーの低い団体ではなく、PCを含め世界の最先端をご存知で先の先まで考えている方が多くいらっしゃると私は思っています。

繰り返しになりますが、インターネット上の様々な情報は玉石混淆と思います。5ch情報等を鵜呑みにして余計な不安を煽る様な注意喚起をすることも良くないですし、真面目に勉強している方は不安になる必要もなく、もう少しJSAとご自身を信じたらよろしいのではないかと思います。

「CBT試験問題、無意味で変な問題が多いよね?」

うーん。世の中に無駄なことはないと思っているので、「無意味」とは思いませんが、たしかに正直、真に重要なことを問う問題ばかりではないとは、私も思います。大量の問題を作るためにはしょうがないのではないでしょうか。

ランダム出題で、どんな問題も同じように一問とカウントされるなら、いよいよ教本から「受験で捨てていい範囲」がなくなっていきますよね。それも想定内なのでしょう。受験生は大変になりますが、大変なのはみんな同じですし、人によって問題が違うとはいえ確率は収束しますので、結局ちゃんと勉強した人が合格するはず。そして、そのように多岐にわたる出題の中でポイントを絞って行くのは、講師側の力量も問われますね。わくわくします。あとは、情報戦の有利不利が生まれやすいことや、より多岐にわたる深い知識が必要になることから、今までより素人が受験対策に手を出しにくくなり、ネット上の誤った情報がもしかしたら減っていくのでは?とも思います。わかりませんが。

以前と比べて出題が大きくフランスに偏っているのでなく、新世界や東欧諸国など、比較的満遍なく多くの国から出題されていますよね。これまで「マイナー産地」と言われて端折られてきた分野も受験講座でしっかりとお伝えすることができそうなので、密かに私は嬉しいです。

(そもそも「マイナー産地」という言い方自体が好きではありません。。。その産地で一生懸命ワインをつくっている人たちに失礼ですよね。)

もしかしたら、そういう意味で嬉しい気持ちになっているワイン関係の講師は、私以外にも結構いらっしゃるのではないかと思います。

王道のシャンパーニュ、ブルゴーニュ、ボルドー以外の産地を専門とされる先生方は、大なり小なり、ご自身の愛する産地への業界内での扱いの軽さや愛好家の興味の低さにがっかりしたご経験があるのではないでしょうか。

たとえば私は、近年シェリーのクリームを出題してくださって、とても嬉しいです。クリームはシェリー消費大国のイギリスやアメリカでは一番売れているタイプなのに、日本ではソムリエでも存在すらご存知ない方も多く、「シェリーは辛口がほとんど」なんて誤ったことをおっしゃる方も少なくないので、ちょっぴり気になっていました。JSA試験で出題されているのだから、これからは受験講座でも、そこに堂々と触れることができます。感謝しています。

出題が細かいところまで広範囲に渡るようになるからこそ、世界中の産地に関して、そうやって、世のソムリエさんや愛好家の皆様、もちろん私たちスクール講師にも、各分野の幅広く正しい知識が浸透する機会が増えていくのではありませんか。それって、とても素敵なことだと思います。

今後について

あと一回、受験してきます。

基本的な私のスタンスとして、ADVで講師のお仕事をいただいている限り、ADVと直接利害がぶつかるようなことや不義理になるようなことは致しません。

たとえば、「とみわいん.comさえやればワインスクールなんて行かなくても大丈夫!!」みたいな触れ文句で有料化して私腹を肥やそうとすることや、ADV資料の著作権侵害、他講座・他講師・他校の批判になりかねないようなことを受講生へ申すこと等は、当たり前ですが致しません。

というわけで、特に禁止されているわけではないのですけれども、私個人の方針として、ADVの有料の模擬試験や直前対策講座の営業妨害になりかねないので、これ以上の問題出題情報に関する記事を書く予定は最初からありません。序盤に書きましたように、CBT試験レポートは、問題を横流しするためのものではなく、今年初めてのCBT試験でご不安な受験生の皆さまへ、あくまで雰囲気を伝えるためだけのものです。

ただ、皆様からいただいた情報は、今後の練習問題や資料作成に活かさせていただくかもしれません。8月後半に受験予約されている方が多いと思います。8月上旬まで、新規に記事を書く、もしくは現在公開している確認問題を改定して、もうちょっと問題を作っていこうと思いますので、その際はご活用くだされば幸いです。

というわけで、ここまで長々と読んでくださってありがとうございました。

今回の記事が、試験を前にして玉石混淆の様々な噂でご不安な方の、疑問や不安の解消に少しでもつながれば幸いです。私も未熟ゆえ、しばしばご心配をおかけするようなことを致し大変恐縮ですが、今後ともご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いします。

CBTレポート1(受験した感想)はこちら

CBTレポート2(質疑応答・追記)はこちら

CBTレポート3(銀座で受験される方へ)はこちら

CBTレポート4(問題整理した結果)はこちら

CBTレポート5(とみもん)はこちら



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